tihoutosi



少子高齢化と東京一極集中が進む中、地方都市の今後を見通し、提言をまとめた「増田レポート」の中で地方消滅が叫ばれて以降、地方自治体間の移住者獲得競争が激化しています。

そのためか、過剰な自治体PR動画まで世に溢れる始末。どことは言いませんよ(笑)


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今後の地方都市の舵取りに関して、ブロガーのちきりんさんの意見が参考になると思ったので紹介します。




つまり、現実主義で考え、今後、生き残りそうな地方都市(ある程度の人口規模と経済規模を維持できる都市)を選択し、そこに人口を集中させなければならないと。

全ての都市を救うことはできないという考えが前提にありますね。

それもそのはず、全体的に少なくなっていくことが確定しているパイを何百もの自治体が奪い合うのです。ジリ貧になっていくのは目に見えています。




ここでハッキリ言っているのが、大都市からの移住者を期待するのは夢物語ということです。ちきりんさんが言いたいのは、地方の間で現実的な人口移動をさせた方がいいということ。

もっと具体的に言うと、過疎化が進み消滅しそうな町からまだ可能性のある街(中核都市以上)へ人口移動を促すことでしょう。


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そりゃ、「おらが町には自然があるぞ、歴史があるぞ」と言われても「ふ~ん、じゃ気が向いたら観光でも行くかな」と思われ、次の瞬間忘れられてしまいます。

結局、その他大勢の一つなんです。

「私たちの町は人が優しくて温かい」なんて言われて素直に信じるほど一般の人はバカではありません。

田舎暮らしに憧れた都会の若い人達が小さな田舎町にたくさん移り住んで過疎化が解決なんて「将来はウルトラマンになる」と同じレベルの夢物語でしょう。




そうはいっても問題点は多い。

オラが町を消滅させたくない村長さんや地元の名士は絶対に反対でしょう。

それだけでなく、消滅していく地域の伝統文化や寺社仏閣の維持、移住できない残された人々の生活を考えると、都市を選んで人口を集中させる案の問題が次々と浮かび上がります。



仮に今後、奇跡が起きて合計特殊出生率が2.0以上を維持しても、すでに何十年も少子高齢化を放置していたツケを払わなければなりません。